キッチンの排気性能低下に伴うレンジフードの交換工事について
今回ご依頼をいただいたお客様宅にお伺いしたところ、長年毎日のお料理を支えてきた既設のレンジフードが、寿命による限界を迎えている状態でした。
スイッチを入れると「ゴー」という重低音に加え、モーターの軸受の摩耗による不規則な異音が響き、会話が遮られるほどの騒音が発生していました。長年の使用で内部のファンやモーターに油が浸透して回転が鈍くなっており、吸い込みの力が著しく低下していたため、調理中の煙や油の混じった蒸気が室内に滞留し、壁紙のベタつきやニオイ残りに悩まされていらっしゃいました。

そこで今回、リニューアル用として選定したのは、三菱電機の浅形レンジフードファン「V-36K7」です。この機種は、限られたスペースにもすっきりと収まるスリムな設計でありながら、最新のファン設計によって強力な排気風量を確保しているのが大きな特長です。
特に「オイルキャッチ構造」を採用しており、羽根から飛び散る油分を効率よく受け皿に集めることができるため、従来機に比べてモーターへの負荷が抑えられ、高い換気性能を長く維持できるようになっています。
古い機種を使い続けるデメリットは?
古い機種を使い続けるデメリットは、単に吸い込みが悪くなるだけでなく、内部に堆積した古い油分への引火リスクや、モーターの過負荷による無駄な電力消費が挙げられます。一方、最新の「V-36K7」へ交換するメリットは、劇的な静音化と省エネ性能の向上にあります。調理中のストレスが軽減されるだけでなく、確実な排気によって住宅全体のベタつきを防ぎ、お住まいの資産価値を守ることにも繋がります。
作業工程においては、まずコンロ周りや周辺の床に徹底した養生を施し、油を含んだ重い本体を安全に撤去しました。撤去後には、普段はお手入れができない壁面やダクト接続部の清掃を丁寧に行い、新しい機器が本来の性能を発揮できるよう下地を整えます。その後、新しい「V-36K7」を水平を確認しながら強固に固定し、ダクト接続部は排気漏れが一切起きないようアルミテープで入念に気密処理を施しました。最後に化粧パネルを装着し、試運転にてスムーズな排気と異音がないことを確認して全ての工程を完了しました。
快適にお使いいただくための「運用上のコツ」
本機をより長く、快適にお使いいただくための「運用上のコツ」についてもアドバイスさせていただきました。調理を始める2〜3分前からスイッチを入れて空気の流れを作っておく「予備運転」を行うことで、調理開始直後の大量の煙を効率よくキャッチできます。また、調理後も数分間運転を続けることで、熱を持った油が冷えて固まる前に排出でき、内部の汚れを最小限に抑えることが可能です。オイルキャッチ部分に溜まった油も、定期的に拭き取るだけで済むため、以前に比べてメンテナンス性は劇的に向上しています。
工事完了後、お客様からは「音が以前とは比べものにならないほど静かになったのに、湯気の吸い込みが目に見えて良くなった」と、その変化に大変驚き、お喜びいただくことができました。完全に故障して動かなくなる前に交換を行ったことで、余計な修理費用や建材へのダメージを未然に防ぐことができた、理想的なメンテナンス工事となりました。
| 交換機種 | 三菱電機 浅形レンジフードファン V-36K7 |
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